不労収入だけでは自由を手に入れらない理由

この記事にたどり着いている人なので、FIREという言葉は知っていると思います。
投資等で不労収入を得ることで経済的自立をし、早期退職して自由になろうというものです。
2025年現在も、FIREを目指して、たくさんの方々が投資や副業等を行っています。
私も、FIREを目指して様々なことにトライしています。
FIREをするために大事なのは、
- 自己資本(自分の頭や身体)を使って「稼ぐ」
- 稼いだお金が手元からなくならないように、無駄を「削る」
- 手元に残ったお金を投資などで「増やす」
で、これらのノウハウを記事にしているので、よかったらご覧ください。

私は「稼ぐ」「削る」「増やす」をそれぞれやっています。
「増やす」の手段として株式投資・投資信託を行っています。幸い、一般的にいわれる投資利回り4%以上の成績でここまで来れている状態です。
まだFIREには遠い状況ですが、このまま投資資金が増えて仮に1億円になった後のライフプランを考えることは多くなりました。
具体的には以下のようなことです。
- 投資資金が1億円になったら平均利回り4%で運用できる可能性は高く、その場合、年間400万円の不労収入が得られる。
- 年間400万円の所得があれば概ね暮らして行ける、と判断できると思うので、いま務めている会社は辞めて、無職(肩書は個人投資家)になる。
- ただ、そのまま無職(個人投資家)で、残りの人生40年をそのプランで走り続ける(逃げ切る)ことができるのか?という疑問(不安)が湧く。
この不安は、おそらく投資資金が1億5千万円になった(=年間600万円の不労収入を得られるようになった)としても、消えないと思います。
それは平均利回り4%で40年間運用できる保証がないからです。リタイヤしてすぐに利回り4%を下回り資産が激減したら働くことを再開することはできると思いますが、5年後にそういったことが起こったら、5年のブランクがある人間がすぐに仕事に就けないのではないか(且つ一定期間続けられないのではないか)という不安が残るからです。
もし投資資金が2億円や3億円になったらその不安は解消されると思うのですが、一方で2億円の投資資金になってから会社員を辞めるなんて言っていたら定年になってしまい意味がない。
つまり一般的にFIREできると言われる投資資金1億円という大台を達成したとしても、この不安が解消されないから無職になる(FIREする)ということができないのではないかということです。
仮にいまの会社を辞めたとしても働くこと自体は辞められない。という状態になります。
ゆえに、いまの会社を辞めたあとの仕事を考えておかないとなりません。
ただ、いまの会社を辞めて別の会社に勤めるのは全く意味がない(結局、自由を得られてない)ため、フリーランスや自営業のような一定の自由がある仕事を考えておかないとならないということです。
私は、その仕事を執筆業に見出そうとしています。

FIREといっても圧倒的FIREじゃない限り、経済的にはリスクにさらされるわけで、そのリスクに対するオプションプランがないと結局、飛び込むに飛び込めないという状況になるということです。
ということで、FIREを目指している方は、FIREを目指すとともに、新しい仕事探しもしておくことをお勧めします。